皆さまお世話になります。本日は大阪の賃貸物件の初期費用の現状についてお話ししてみたいと思います。
まずは、前回のブログで記載しました消臭抗菌施工費について。
これに関しては色んなパターンがあります。
①管理会社や貸主が契約時の初期費用として必然的に徴収している物件。
このパターンの場合はほぼ例外なく初期費用として消臭抗菌施工代が徴収されます。この部屋に住みたければ必ず必要ですとの契約条件の一部として募集されている場合が殆どです。
一部例外的に大手上場企業の法人契約等で、法人の規約にどうしても会わない等が無い限りは外す事の出来ない費用となります。
都市部で募集されているお部屋の殆どがこのパターンに当てはまります。
②必須では無いが任意での消臭抗菌施工を勧めて来る場合
絶対ではありませんが可能であれば施工して下さい的な感じですね。当社の場合はこちらのパターンでの場合はお客様には決してお勧め致しません。ご自身でバルサンやダニアース等をご用意して施工して頂くのが一番費用的にも安く、効果も上記①の場合とさほど変わらないと思います。
③仲介業者が管理会社や貸主には内緒で勝手に費用を上乗せしている場合
最近は余り聞かなくはなりましたが、当社にお見積り依頼をされるお客様の他社で出された明細を見ると本来であれば必要の無い物が入っている場合があります。簡単にお話しすると必須の費用では無いのに、あくまでも必須です的に明細内に記載されている場合です。この点に関してはお客様の方では確認する術が無いので当社の様な所に依頼して確認して貰うのが一番ベストかと思います。
まずは現状の消臭抗菌施工費についてお話しさせて頂きました。今後、今回の事件の影響を受けてこの業界の消臭抗菌施工費が①のパターンから段階的にではありますが②のパターンに代わって行く様な気がします。どんどん不要な初期費用は省ける時代に早く変わって欲しいと切に願います。
後、余談ですが実は私もこの業界に入る前に契約したお部屋があり、しっかりと抗菌施工代を25,000円を仲介業者さんにお支払いしました。もう25年以上前の事になりますが(^^;
引越しした室内の玄関には白黒でコピーされたペラペラの『抗菌消毒済』の紙切れが一枚。。。忘れもしませんが、どうみてもその『抗菌消毒済』の紙があからさまに簡単にコピーされた物だと分かりました。字は斜めになっているし何だか字体も滲んで見えるんです(笑)コピーをコピーして行くと段々字体が潰れますよね?あの状態です。
見た所、内覧した時から特に部屋が綺麗になっているとか、抗菌剤の臭いがするとかも無く。
結果、引越しをしたその日の内に黒くてすばしっこい奴が3匹部屋の中を駆け巡りました。翌日、当然の様に仲介業者に電話で問い合わせをしましたが『ああっ。消毒したから出て来たんですね!』と一言。
勉強代がかかりましたが、この業界に入り私が仲介業をする中でとても良い反面教師になりました^^
長くなりましたので、他の初期費用の詳細については今後のブログで順次、ご紹介していきたいと思います。
それではこれからも『みつもルーム』を宜しくお願い致します!
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