皆さまお世話になります。本日付けでレオパレス21に対する国交相からの指示が出ました。
内容は以下の通りです。
石井啓一国土交通相は5日の記者会見で、賃貸アパート大手レオパレス21に対し、建築基準法違反が確認された全棟の改修を今夏までに終えるよう指示したことを明らかにした。同社は6月までに全物件を調査し、10月までに補修工事を完了させる計画を示しているが、前倒しを求めた。
国交省によると、建築基準法違反が確認されたのは1月末時点で1895棟。レオパレスは2月、新たに1324棟の施工不良を公表した。現在、所在地の自治体が基準適合状況を調べており、改修の対象は大幅に増える可能性が高い。
との事。レオパレス21としては10月までに補修工事を完了する予定で動きたかったみたいですが、それを今夏までには全てを終わらせる様にとの国交相からの通達ですよね。
色々なメディアで言われていますが会社として建築基準法に対する違反をしている意識は無かったと言うのはかなり苦しい言い訳にしか聞こえません。
仮に、これだけの大きな企業が現場レベルでの不正を認識出来なかったと言うので有ればそれはそれで長期に渡りその不正を見逃して来た責任があると考えます。
万が一にも、本当に知らなかったとしても、普通に考えると建築現場で施工してる職人さんの中からも指摘がありそうなものです。ましてや、国の検査基準もクリアしているとのお墨付きまで貰っていて。国の検査基準も正直どうかと思いますが。。。
今夏までに検査及び改修となるとかなりの費用負担増になるのは間違い有りません。急ぎで検査をし改修するには多少の対価を払ってでも人材を早急に集め作業を進めて行かなければなりません。
この先どうなるかを見守って行きたいと思いますが、国交相からの指示が間違った方向に捉えられ、見た目だけ表面上の改修だけに終わらない事を切に願います。
目に見えないだけでレオパレス21の様に賃貸物件だけで無く、もしかすると大切な持家やマンションに対しても同様の事が行われている可能性もゼロでは無くなって来ました。
その表面上の安心を買う為に皆様が不利益を被らない様にこれからも色々な情報を発信して行きたいと思います。
今の日本では大企業だから、名前を知ってる会社だから、テレビでCMを頻繁にしている会社だから安心と言う時代は終わったのでは無いでしょうか?先日の札幌のアパマンショップの爆破事件も既に忘れ去られ様としています。
勿論、私も日本人なので日本の会社には、顧客に対する満足度の向上など当たり前の事を当たり前の様に求めたいですが、大きな企業ほど実際問題、利益優先で大事な事が後回しになってる気がします。
私も昔は大手賃貸FC店で勤務しており独立してから約10年以上経ちますが、勤めていた時よりもずっとお客様に喜んで頂ける様になったのを自負しております。
ますばお客様との出会いの段階、物件のお問い合わせの所で嘘をつく必要が無くなり色んな物件をご提案させて頂く際にも、今の業界やお客様用の不動産ポータルサイトの現状を嘘偽り無くお伝え致しております。
『みつもルーム』は元々、お客様に嘘をつきながら不動産仲介業を継続するのが嫌で始めた形です。
今では色んな会社が仲介手数料無料でホームページを作っていますが、大阪で1番に始めたのは間違いなく当社なんですよ^^
かなり長くなってしまいましたので本日はこの辺りで!
皆さまに良い睡眠を。私は花粉症で鼻水が止まらずもう少しかかりそうです^^;